その他可能な検査
腹部エコー検査
腹部エコー検査とは
人間の耳には聞こえない高い周波数の音波(超音波)を腹部にあて、内臓から返ってくる反射波を画像にして診断する検査です。レントゲン検査のようなX線の被爆はなく、おなかの表面をプローブという機器でなぞるだけなので苦痛も伴いません。検査時間はだいたい10〜15分くらいです。
腹部エコー検査で
わかること
消化器の臓器では肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓や消化管(胃、十二指腸、大腸)を観察することができます。下腹部にある膀胱、前立腺、子宮、卵巣などの臓器も観察することができます。しかしながら、 胃や大腸などに空気がたくさん含まれていれば超音波が通りにくくなりますので画像を評価しにくくなります。
検査を受ける
タイミング
お腹や背中が痛い時、血液検査で異常が見つかった時に行います。しかし、膵臓等は沈黙の臓器といわれており、何も症状がないまま病気が進んでしまうことが多いです。 また、胆石があっても痛み等の自覚症状を伴わないこともあります。ですから、年に1回はご自分の内臓の状態をチェックするため腹部エコー検査を受けることをお勧めします。
[ 検査の準備と流れ ]
午前中の検査
朝食は抜いてきてください。
水やお茶などの水分は取っても構いません。
午後の検査
昼食を抜いてきてください。
朝はいつもの半分の量程度を朝9時までにとってください。
水やお茶などの水分は取っても構いません。
●当日の内服薬について/糖尿病のお薬は飲まないでください。(それ以外はいつも通り服用してください)
[検査時間]およそ15分 [費用]1,590 円(3割負担)
●当日の内服薬について
糖尿病のお薬は飲まないでください。
(それ以外はいつも通り服用してください)
[検査時間]およそ15分
[費用]1,590 円(3割負担)
レントゲン検査(胸部・腹部)
レントゲン検査とは
胸部レントゲン検査は、胸部にX線を照射して、肺・心臓・両肺の間にある縦隔などの異常を調べる検査です。
肺結核・肺炎などの肺の炎症、肺がん等の発見が主な目的です。
採血検査(一般採血・腫瘍マーカー)
血液検査とは
各臓器(肝臓、胆のう、膵臓、腎臓)の機能、生活習慣病(高血圧症、高脂血症、痛風、糖尿病)の評価、悪性疾患(肺がん、肝がん、膵がん、大腸がん、前立腺がん)の評価、感染症、甲状腺疾患、骨粗しょう症、貧血、胃炎、胃潰瘍、肝炎(A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎)、リウマチ、血液型、などがこの検査でわかります。一部の検査結果は緊急を要す得る場合、検査したその日に判別が可能です。
心電図検査
心電図検査とは
安静時心電図検査では、心拍数(脈拍数)、不整脈、心筋梗塞、心肥大などを波形から読み取ることができます。なお、不整脈などで記録時間(数分)の間に変化が出ていない場合、診断ができないこともあります。
心電図装置から電流を流すわけではありませんので、体に電流などが流れることはなく、痛みは全くありませんのでご安心ください。
[ 心電図検査手順 ]
- 1 ベッドに仰向けに寝てもらい、全身の力を抜いて頂きます。
- 2 両手首、両足首、胸に6個の
電極を装着します。 - 3 手足の力を抜いたまま、
安静にした状態で心電図の
記録を行います。
※検査は通常3分程度で終わります。